こんにちは!
突然ですが、息子のアメリカ人のお友達(Bくん)のお父さんは、ミュージシャンです。
プレイデートに付き添っていたBくんのおばあちゃんが教えてくれました。
CMや映画の音楽を作曲するのがお仕事だそうです。
Bくんのお父さんの話を聞きながら思い出した本 ’’日本人は「やめる練習」がたりてない’’。今日はこの本の紹介をさせてください。
話は戻り、音楽を職業とするBくんのお父さんは、きっと小さい頃からピアノ弾いたりと音楽の英才教育を受けてきたに違いないと思った私は、Bくんのおばあちゃんに質問してみました。
「Bくんのお父さんは、何歳から楽器を始めたんですか?やっぱり小さいころからたくさんの種類の楽器を演奏していたんですか?」
Bくんのおばあちゃんは少し困った顔になった後、笑顔で答えました。
「実はね、息子の夢は大学でアメフトをすることだったので15歳まではフットボールばかりしていたの。」
えっ?
「でも15歳の時にギターに出会い、はまってしまい、それから人生の目標を180度変えたのよ。」
ニコニコ話すBくんのおばあちゃんの話を聞きながら、私の心の中で、
「これって、日本では実現するのが難しい話だな。」と思ったのです。
そもそも日本人の親や先生は、15歳まで続けたスポーツを簡単にはやめさせてくれないと思う。
「せっかく今まで頑張って続けてきたんだから、やめたらもったいないよ!」とか言うと思う。
「15歳から音楽を始めたって遅いよ。音楽で将来生きていこうと思ってるの?無理に決まってる!」とも言うと思う。
私や夫もそのように言うと思う。
この本、’’日本人は「やめる練習」がたりてない’’ 野本響子 著
にはそんな日本人と海外の人との考え方の違いが描かれていています。海外に住んだことのある日本人ならきっと共感できると思います。
ちなみに、小学生の息子は広く浅く色々挑戦したがるタイプ。
そんな息子に夫は、
「1つのことに集中した方がいい!」
「1つの分野でトップになれ!」
とか言いますが( ´艸`)、そんな夫にも是非読んで欲しい一冊でございます。